今回はモニタースピーカー用のケーブルを自作してみたいと思います。
ケーブルの仕様は
TRSフォンプラグ <-> RCAピンプラグ
です。
オーディオインターフェースとモニタースピーカーのアンプを接続するためのケーブルなのですが、ちょうどいいものが売ってなかったので、「それなら自作してやるわい!」というわけです。
作業開始
1. 部品の確認
サウンドハウスで購入した部品が届きました。今回購入した部品は下記のとおりです。
TOMOCA JS-65R (JS65R) RCAピンコネクター、赤 \198
TOMOCA JS-65W (JS65W) RCAピンコネクター、白 \198
CLASSIC PRO P12S ステレオフォンプラグ (P12S) \110
CANARE GS6 楽器用ケーブル 3m \198*3
合計 \1,210
安さ優先で選んでみました。これでケーブルを2本作る予定なので、1本あたり\605です!
CLASSIC PROのフォンプラグは耐久性に問題があると言われているのを聞いたことがありますが、個人的には今まで何本もケーブルを作ってきて壊れたことは無いので、問題ないと考えています。
2. ケーブルの被膜を剥く
CANARE GS6の被膜を1cm程カッターなどで剥きます。一番外側の黒いゴムの部分だけ剥きましょう。
下の写真のようになります。編み込まれた銅線はシールド線なので、切ってはダメですよ!
3. シールド線を束ねる
写真のようにシールド線を束ねます。写真では束ねただけになっていますが、ここでシールド線にはんだをあてて染み込ませておいてもいいと思います。
4. 信号線の被膜を剥く
写真のように信号線の被膜を3mmほど剥きます。
5. 先にカバー部分をケーブルに通しておく
はんだ付けする前に、カバーの部分をケーブルに通しておきましょう。これを忘れてはんだ付けをしてしまうと、カバーが付けられません。
6. はんだ付け
はんだ付けをするプラグの端子を確認しましょう。
図のように対応させて線をはんだ付けします。
シールド線の方は少し長いと思うので、はんだ付けする箇所に合わせてカットして長さを調整しましょう。
はんだ付けが完了するとこんな感じです。
7. カバーを被せて完成
ケーブルに通しておいたカバーを被せて完成です!